ベアメタルハッキング - ようこそBMHの世界へ

ようこそBMHの世界へ

BMHは、Bare Metal Hackingの頭文字をとったオリジナルの略語です。その名が示す通り、裸のデバイスやマイクロコントローラの仕組みを一から理解することで、まるごとハッキングする面白さと楽しさ😍を皆さんにお伝えするために立ち上げたプロジェクトです。

申し遅れましたが、私はドクターBMH、本名を西田亙(にしだわたる)と申します。職業は糖尿病専門医ですが🩺、浪人時代に出会ったパソコンに一目惚れし、それ以来システムプログラミングのとりこになった一人です。

かっては、プログラミング専門雑誌で連載を担当し、「Linuxから目覚めるぼくらのゲームボーイ」という書籍📖を世に出したこともあります。

私がパソコンに出会ってから40年が立ちますが、パソコンの性能は劇的に進化すると共に、初学者の手には負えないほど、複雑化しました💻。けれど、コンピューターの基本は40年前の昔も今も、全く変わってはいません。

すべての応用は基本の延長線上にあります。BMHワールドを探検された時、きっと皆さんは「物事の核心をつかみ(Grasp of things)💡」、思わず歓声をあげたくなるほどの「喜びと楽しさ(Just for fun)💘」を得られることでしょう。

私の横に控えているのは、ハックちゃんです。彼はまだ、プログラミングの知識はほとんどありませんが、これからantBASICを覚えながら、システムプログラミングの基本であるI/O操作の達人となっていきます。40年前の私と同じように…。

開発基地はラズパイ400

BMHの構想は、10年以上にわたり📆あたため続けてきましたが、最後の最後まで悩んだものが、プログラム開発環境🔧でした。プログラミングを学ぶためには、優れた開発環境が不可欠です。しかしパソコンは高価なため💸、子どもたちが👦👧「マイコン(My computer)」として独り占めすることはできません。

そこで目をつけたのが、英国🇬🇧ラズベリーパイ財団によるラズベリーパイです。2012年に登場した初代ラズパイにはじまり、これまで７タイプが発表されていますが、BMHでは2020年最新版の「ラズパイ400 ⌨」を開発基地に選びました。

4コアのCPUは十二分に高速であり🚀、キーボード内部に本体とUSBハブが組み込まれているため、ディスプレイ🖥とマウス🖱をつなぐだけで、立派な「70ドル・マイコン」として活躍してくれます。I/Oプログラミングに必須の「GPIOヘッダー」が背部に備えられている点も🙆、現代のパソコンにはない大きな魅力です。

しかも、ラズパイに搭載されるOSは、LinuxカーネルとDebianパッケージをベースにしているため、私達は最高のプログラミング開発環境を無料🆓で堪能できるのです。

安価でかつ高性能、デザインも秀逸。子供や学校🏫でも、購入可能な開発環境を世に出してくださった🎁ラズベリーパイ財団に心より感謝します👏。

ドクターBMH
西田亙 (医師🩺, 医学博士🎓)

💾 antBASIC GitHub
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